骨髄バンクに協力することは、会社の上司に報告しましたがお願いはしませんでした。拒否されたら会社を辞めるくらいの覚悟をしていたからです。自分を殺してまで下につく上司ではないからです。
“職場の理解を得るのが大変”ということが多くの人とは違ったパターンで少し実感できました。
前回は出なかった鉄剤が今回は出ました。入院前と退院後に服用しました。鉄剤を服用するとウンチが黒くなりました。
前回はバスタオル1枚とタオル2枚を持参することになっていましたが、今回は必要ありませんでした。必要なものは前回と同じだろうと事前に確認しなかったので持っていったものの使いませんでした。
今回は麻酔がバッチリ効いたのか経過観察の部屋の記憶は病室に移動する準備のところだけしか覚えていません。そういえば、移動の準備のときに一人の看護師さんの顔をマジマジと見ました。なんか、フィットネスクラブでよく見かける人と似ていると思ったんです。でも麻酔でモウロウとしていたからなぁ~
入院・手術などは2度目なので慣れがありました。手術室に入ってドキドキすることもありませんでした。前回のときよりカテーテルの痛みが早く引いたのには助かりました。これも慣れるものなのか?
退院のときにコーディネーターさんに骨髄バンクの登録はどうなるのか尋ねました。2回提供した僕は決まりでは、もう提供することはできません。登録抹消になってカードを返さないといけないのか気になったんです。コーディネーターさんは、「登録は保留状態になるのでカードは返さなくていい。」
もし将来決まりが変わって3度目の提供ができるようになったら候補に選定されるかもしれないが、今のところ提供回数が増える話はない。」と教えてくれました。カードは返さなくていいんだ。もし、3度目の提供ができるようになったら提供したいと思いますが、決まりはなかなか変わらないでしょう。
2回の提供が終わり、産まれてきた目的を達成してしまったような思いにとらわれ気が抜けてしまいました。これから何を張り合いにすればいいのでしょう?
病院へ行く前後1週間は激しい運動を避けるため、フィットネスクラブ通いは加減していました。激しい運動ってどのくらい激しい運動のこと?普段から激しい目の運動をしているので、どのくらい運動量を抑えればいいのか悩ましいところでしたが、1日に1レッスン程度にしておきました。
前回の入院の時に買ったSONY ウォークマン NW-A919は持って行ったものの病室の設備がよかったので一度も使いませんでした。
前回は退院しても職場の誰もどんなことがあったのか詳しく話してくれという人はいませんでした。軽く声を掛けてくる人はいたのですが、この手の話は皆苦手のようでした。
今回は(なりゆきで)多少詳しい話を聞いてくれる人がいました。「ジャムパンに注射して中のジャムを抜くようなもの」なんて説明をしました。話を聞いてくれるだけでもありがたいことです。
世の中にはイタズラに「骨髄採取は背骨から抜くので半身不随になる」とか「採取すると耐えられない程の痛みがある」なんてことを言う人がいますが、事実ではありません。もし、こんなことを言う人も他人の骨髄液が必要な病にかかったら、間違いなく藁を掴む思いで提供を待ち望むでしょう。そして、そんな人にも適合すればどこかのドナーが骨髄液を提供するのです。
時に無知は罪です。愚かな風評のせいで助かる命が失われているかもしれません。一人でも多くの人が正しい知識を持って欲しいと思います。
骨髄バンクについては財団法人骨髄移植推進財団のサイトをご覧ください。
骨髄バンク ドナーの輪では体験談が読めます。

骨髄提供シーズンⅠはこちらから。
最近のコメント